ポタラカ渡海

Wand of Fortune ～未来へのプロローグ～

基本情報
発売日	2010/2/25（PS2） 2010/12/2（PSP）
ジャンル	恋も魔法も頑張る学園AVG
発売元	オトメイト
対象	CERO：B（12才以上対象）
ハード	PS2、PSP
作画	薄葉カゲロー
出演	櫻井孝宏、鈴木千尋、柿原徹也、高橋広樹、鈴村健一、入野自由、他

パラメータ
ストーリー
グラフィック
システム
ボリューム
難易度
キャラクター
糖度
手間・面倒くささ

　ワンドオブフォーチュン本編のファンディスクです。
本編のその後のお話になるので、本編プレイ後にやりましょう。
オトメイト作品は本編をストーリー重視甘さ控えめで作って、
ヒットしたら裏設定＋糖度補充のためファンディスクにするというパターンが多いですね。
今回もそんな感じです（笑）

　ストーリーは『エドガーの魔法のルーペ』、『シンシアの憂鬱』、『あなたとの物語』の3つ。
最初はエドガーのお話のみしか選べず、選択肢によって他２つのお話がプレイできるようになります。

　『エドガーの魔法のルーペ』は前作の本編で、全属性になったルルのその後のお話です。
追加キャラのエドガーを加えた今作のメインストーリーになります。
今までの攻略キャラとは、友だち関係以上恋人未満みたいな感じです。
エドガーの個別ストーリーは今までのキャラに比べて長めですが、
彼自身恋愛するタイプのキャラじゃないので友情END的な終わり方です（笑）

　『シンシアの憂鬱』は『エドガーの魔法のルーペ』で誰かのENDを見ると選択できます。
もちろんみんな出てきますが、選択肢が全くないので読むだけです。
完全にノベル作品ですが、お話はシンシアの意外な一面が見られて面白いです。

　『あなたとの物語』は本編で恋愛EDを迎えたあとの各キャラとのお話です。
『エドガーの魔法のルーペ』でENDを見たキャラがプレイ可能。
攻略キャラ視点でお話が始まるので、また違った感覚が味わえます。
こちらも選択肢はありません…がひたすら甘くて基本的にみんなバカップルですね（笑）
ちなみに、アミィとエルバート先生もいます。

　今作ではストーリーをコンプしていくと、特典として『ミルス・クレアタイムズ』という、
キャラ同士のお話が見れるようになります。ちょうどドラマCDに立ち絵がついた感じで良かったです。
『あなたといっしょ！』のコーナーでは、単一キャラをひたすら質問攻めできます（爆）
また、前作で好評だったスチルコメント機能もついているので、ストーリー自体は短めですが、
その他のところで楽しめる作りになっていると思います。
システムボイスが付いたので、メニューを選択する毎にキャラが読み上げたり、
スチル選択時にコメントをくれたりします。

　…すごい勢いで作品紹介になっちゃってますが^^;
こんな感じで細切れのストーリーがたくさんあるので、ボリュームはそこそこあるかと思います。
ワンドファンなら楽しめること間違いなし！！
個人的に残念なのはエルバート先生のスチルコメントや『あなたといっしょ！』がなかったことです。
サブキャラとはいえ彼のファンは多いと思うのですが…
ちなみにアルバロが本編ではじけた割に、今回は一番甘い展開が少なかった気がします。
もうちょっと何かやらかしてくれると思っていたのですが、意外にも控えめでした（笑）

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