悠久ノ桜



基本情報
発売日 2007/9/27
ジャンル 女性向け恋愛AVG
発売元 オトメイト
対象 CERO:B(12才以上対象)
ハード PS2
作画 貴里みち
出演 成田剣、岩田光央、松風雅也、
岩永哲哉、千葉一伸、稲田徹、他

パラメータ
ストーリー
グラフィック
システム
ボリューム
難易度
キャラクター
糖度
手間・面倒くささ


 悠久ノ桜(とわのさくら)と呼ばれる不思議な桜の木を中心に、
4つの時代の人物が交じり合うお話。
序盤は主人公のいないところで物語が進むので、何がなんだかわからないまま
時代飛びます(笑)
繰り返しプレイにより謎がわかりますが、最初はただただ流れに身を任せる感じです。
時代は現代と室町・江戸・明治の4つ。
異世界に飛ぶという奇抜な設定の割には、話の筋は通っています。

 主人公はとにかくすぐ泣きますがかなり秀才という設定。
メイン攻略キャラは時代ごとにいるので、学園モノと歴史モノを
同時にやっているような感じです。
最終的に必ず三角関係になり、どちらかを切り捨てることになるので
苦しい決断が必要とされます。

 移動画面では行き場選択をしたりアイテムを探したりできます。
アイテムは多い割にあんまりストーリーに重要じゃないみたいですね(^^;
所々戦闘モードが入るので、読んでばっかりのゲームが苦手な方には
退屈にならずにすむかもしれません。
戦闘モードはジャンル的にはシューティング系でしょうか?難易度は高くないです。

 この作品はいい感じにサブキャラが豊富で、その上フルボイス使用。
ちょっとキャラと声が(年齢的に)あってないかな?と思う人もいますが、
全体的にバランスがいいなと思いました。
サブキャラの特に年上の女の人は気が強く執念深いので怖いです(・・;)
システム面では、繰り返しプレイを考慮した章ごとのスキップ機能が非常に便利。
クイックセーブ&ロードもあり快適でした。

 ストーリーもシステムもよいゲームだと思います。
個人的にどっぷりはまらなかった原因は絵とキャラかな(笑)
題材は良かったんですが絵が好みでなかったです…
すぐ泣く主人公にもちょっとイラつきました。
主人公は現代人ですが、過去に飛ぶシーンも多いのでもう少し和風なタッチの
絵やキャラ作りを心がけて欲しかったです。その点OP/ED曲は作品によくあってます!
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