二世の契り
基本情報 |
発売日 |
2010/8/26 |
ジャンル |
女性向け恋愛AVG |
発売元 |
オトメイト |
対象 |
CERO:B(12才以上対象) |
ハード |
PSP |
作画 |
キャラクターデザイン:いのまたむつみ
ゲームキャラクターデザイン:中村龍徳 |
出演 |
近藤隆、津田健次郎、前野智昭、
前田剛、萩乃水城、てらそままさき、
大塚明夫、櫻井孝宏、他 |
パラメータ |
ストーリー |
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グラフィック |
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システム |
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ボリューム |
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難易度 |
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キャラクター |
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糖度 |
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手間・面倒くささ |
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題材と絵は文句なしです(*´∀`)
別のレビューでも書いた気がしますが、私的に和モノ歴史モノ作品が好きなので←
特に和装長髪男子が好み(笑)
さてさて本題ですが、最初に言ったように題材と絵は良いのですが、
肝心のストーリーが今ひとつ。
設定も今ひとつ。ボリュームも今ひとつ。展開も今ひとつ。
序盤は攻略キャラとの絡みがかなり少ないです。
サブキャラとの会話が長い…特に政虎様と綾姫の話が(笑)
史実をもとにしているので堅苦しい説明が入ってしまうのはしょうがないとしても、
出来れば軒猿の方々ともお話がしたいというのが本音。
だって政虎様攻略できないし(´・ω・`)←
後半部分でいつの間にか距離が縮んでます。
主人公は上杉政虎(謙信)と武田信玄の戦が繰り広げられる中、
政虎様の命を救うために戦国時代に飛ばされます。
そのため戦の終結には立ち会わず、政虎様は無事撤退できた…という感じで終わるので、
(戦国時代について知識の薄い私には)ちょっと達成感に欠けました(´ε`;)
主人公は自分の気持に素直な女の子。好きって気持ちにも率直。
軒猿たちも忍びの割に好きって気持ちに対する行動は正直でしたが(笑)
基本シリアスな展開が多いので、甘い展開は少なめ。
というか攻略対象の年齢層がかなり高いので、みなさん落ち着いてますね。
個人的には刀義さんより瑠璃丸を攻略したかったです。
システムはいつもどおりのオトメイト様クオリテで快適。
でも違うルートの同じセリフとかも飛ばせるともっと良かったです。
スクリーンショット機能と目パチ口パク有り。
OP曲やBGMは伸びやかで作品にマッチしてました。
グラフィックは個人的に好みでしたが、絵によって雰囲気が違って見えるムラのある
タッチなので、好みはわかれるかもしれません。
スチル数は少なめでした。
残念だったのはストーリー構成とラスト。
個別ルートにもかかわらず、相手する敵が違うくらいでほとんど同じ流れでした。
ENDの種類はキャラによって1〜3種類ありますが、
どれもサッと終わっちゃいます→ささやかな幸せって感じですね。
むしろスチル有りのBAD ENDがあるキャラは多く、BADのほうが気合入ってる気がしました。
…オトメイトさんってほんと悲恋多いなぁと思います。
私は好きですが、甘いHappy Endを求めてる方は肩透かしを食らうかもしれません(;一_一)
個人的に瑠璃丸が攻略できないのが大変残念でした。
愛故えの酷評がちょっと多くなりましたが、オトメイト作品なのでやっぱりキャラは素敵。
このレビュー書いてる段階ではすでにFDがでてますが、FDもやる予定です。
本編だけだと不完全燃焼なので←