遙かなる時空の中で2


PS2版

基本情報
発売日 2002/2/28(PS2)
2006/11/9(PSP)
ジャンル ネオロマンスゲーム
発売元 コーエー
対象 CERO:B(12才以上対象)
ハード PS2、PSP
作画 水野十子
出演 三木眞一郎、関智一、高橋直純、宮田幸季、
中原茂、井上和彦、保志総一朗、石田彰、
大谷育江、置鮎龍太郎、他

パラメータ
ストーリー
グラフィック
システム
ボリューム
難易度
キャラクター
糖度
手間・面倒くささ


 遙かなる時空の中でシリーズ第2作目。PS2版でプレイしました。
遙か1から100年後の京が舞台のお話です。
前作のイメージを強く受け継いでおり、全体的に遙か1キャラと似てます。
雰囲気は似ていますが、遙か1キャラに比べ全体的に暗い性格になっています(笑)
また、遙か1では季節が春〜夏だったのに対し、遙か2では秋〜冬になっています。

 ストーリーは遙か1とほぼ同じ、今回は主人公1人が異世界に飛ばされます。
最初は龍神の神子として扱われない上、京では院派と帝派に勢力が分かれており、
八葉同士の仲も悪いです。
そこで、まず積極的に行動して信頼を得るところから始まります。
どちらの派閥につくかで2種類にENDが分かれます。
自分のついた派閥の八葉なら「大切な恋」、対立する派閥の八葉とは「障害のある恋」です。
始めに出会う八葉の所属する派閥と行動を共にするので、最初の出会いが肝心ですね。
主人公は基本無個性ですが、一人ぼっちで異世界に飛ばされ、
かつ八葉の関係もギクシャクしているので、精神的な強さというか根性を感じます(笑)

 システム自体は遙か1とほとんど同じ。
マップやミニゲームのシステムもほぼ同じですが、季節が真逆なので紅葉〜雪景色が楽しめます。
1と異なり派閥制度があるので、同行者により行ける場所が制限されます(敵陣営には行きにくい等)。
あとなんとなくですが戦闘モードが難しくなったんじゃないかと思います。
敵のレベルが強めなのと、応援の台詞が分かりにくくなった気がします…
ちなみに…こちらも簡単に股掛けできます(笑)
 
 遙かの京の設定は歴史の平安時代の雰囲気をとても忠実に再現しています。
文のやり取りや散策など当時の恋愛のやり方に沿った内容になってます。
京の町も現代の京都の建物を使って再現されているので背景もかなり綺麗です。
そんな雰囲気に癒されたい、という時にやるととても楽しめるかと。
また遙か1プレイ済の方は、少しメンバーが変わった遙かと思ってやるといいかもしれません。

追記
 PSP版もやりました。
PS2版や八葉抄をプレイしてからかなり経っていたので、初回時と同様に楽しめました!
キャラクターやストーリー設定がしっかりしているので飽きずに何度でも感動できます。
これは遙かシリーズ全体を通して言えると思います!

 感想ですが、まずPSPの機能的に、いつでもゲームを中断できて便利です。
クイックセーブ&ロード機能も備わっていて快適さが格段にup。
コツコツ進めていくタイプのゲームなのでやりやすかったです。
追加要素として全キャラによる小話が加わりました。
結構異色な組み合わせが多く、良かったのですが…ボイスが無い点が非常に残念です。
移植するなら多少値が張ってもフルボイスにする方がファンは喜ぶのに…
とはいえ現在は、価格もだいぶお手頃になっているため新しく購入される方は、
小さい画面が嫌でなければPSP版がおススメです(´∀`)
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